館 主 挨 拶 | ||||
「銘柄400種 日本真空管大全」の発行2021年11月に迎える「日本製真空管歴品館」の開設20周年にあたり、ご挨拶申し上げます。光陰矢の如しのことわざにあるように、月日の過ぎ去るのは本当に早いものだと感じております。 今回、開設20周年を迎えるにあたり、記念事業として真空管の国産生産者銘柄(いわゆるブランド)を特集した「銘柄400種 日本真空管大全」を公開いたしました。 過去に発表されたものを探しましても、まとまった資料は見つけらず、これなら皆様の研究のお役にたてるのではないか。と思っております。 ただし、内容の正確性においては調査が至らず、不明な点が散見されるのも事実です。今後は閲覧者がこの「日本真空管大全」を踏み台にして、より充実したデータの公開が行われることを期待しております。 なお「日本真空管大全」の製作にあたり、今後、文献参照とされる可能性がある資料と思われることから、本名掲載が妥当との助言をいただき、、冊子では王慈恩ではなく本名記載といたしました。 次の30周年に向けて活動を充実させていくことをお約束し、簡単ではございますが館主挨拶とさせていただきます。 2021年9月1日 日本製真空管歴品館 館主 王 慈恩 |
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日本製真空管歴品館へようこそ(2016,9,17 再録)
館主挨拶(2005,10,23 再録)2005年10月のリニューアルに際し、館主より挨拶申し上げます。日本製真空管歴品館へようこそいらっしゃいました。
Webでは真空管を扱うサイトは本当にたくさんありますが、その中で当館をアクセスしていただきありがとうございます。
館名からもお分かりになりますように、当館は日本で生産された真空管で構成しています。
真空管と申しましても千差万別、その用途によって、多枝に分類されるのは、すでにご承知のことと存じます。 また、真空管を広義の電子管としてとらえ、また、増幅や整流の働きをもたないバラスト管や水晶発振子、リレー管なども、本来の真空管には分類されない球までもその形状から当館では収蔵しています。
さて、当館は、
'私こと王慈恩の個人的真空管コレクションを写真図鑑形式で2001年11月18日に公開を開始しています。真空管が生産開始を始めたころはもちろん、普通に生産される頃においても真空管は大変高価な電子部品であり、とてもコレクションすることは不可能なことでした。 ところがすでに真空管が製造終了して数年たちましたが、近年偶然の重なりから日本製真空管の収集がはじまりました。すでに収蔵品番数も1,000品番以上になりましたが、これら日本製真空管を個人の収集で終わらせることよりは、整理管理を行いネット公開することがより有意義なことと考え、収集の成果を後世に残すことを今ではライフワークとして活動しています。 さて、収蔵真空管の写真をご覧になるとき、かつて少年少女時代にラジオやテレビの裏側にまわり、ボゥ〜とオレンジ色に輝くガラス球を覗いている自分にタイムスリップすることはありませんか?あるいは、かつてのラジオ少年はハンダの焼けた香りを思い出し、戦時に無線機の取り扱いなどしていた方には、万感の思いがこみ上げてくる、そういうことはございませんか?。
どうぞ、それぞれの方がそれぞれの時代に生きたことを収蔵真空管写真から思い出していただき、そうした体験談をまた、後世に伝えていただくきっかけになりましたら、それこそ当館にとって最大の喜びとするところです。 開館以来、日本製真空管歴品館の充実のために、真空管をご寄贈頂きました方々におかれましては、この場を借りて厚く御礼申し上げます。本来ならば、氏名を公表するのが筋ではございますが、昨今の個人情報を取り巻く環境は激変し、ネット上にての氏名公表は逆にご迷惑のかかることにもなってしまいます。今回のリニューアル化に際しましては、個人が特定できる内容は削除させていただきました。
また、これまでに電子メールや掲示板を通じて、数多くの応援メッセージを頂いております。こうしたことに感謝申し上げるとともに、今後も旧来に変わらぬご理解とご協力を御願いし、館主挨拶とさせていただきます。
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2005年10月23日 館主 王 慈恩 |
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