Spherical Audion
2006.2.11
種類 検波用3極管
解説 世界最初の3極真空管はリー・ド・フォレー(ドフォレストとも呼ぶこともあります)(Lee de Forest)によって1906年に発表されています。早くも翌1907年にはAudionと命名され売り出されています。サンプルは1907年モデルの片翼形オーヂオンのレプリカモデルです。片翼とは陽極が1枚の板であることからこのように呼ばれています。なお1909年には性能向上のため両翼(ダブルウイング)が発表されています。我国には鳥潟右一氏が欧米視察中に入手、電気試験所にサンプルを送付したことが一般に知られています。オーヂオンバルブについては国内の数社が試作に挑戦しましたが、なかなかうまくいかなかったようです。実質的成功は東京電氣(現東芝)の梅田徳太郎氏による完成が最初とされています。
サンプル 片翼オーディオン(レプリカモデル) 排気前モデル

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