RX-1
2005.12.18
種類 発振用3極管
解説

旧日本海軍は艦船搭載用の真空管を5種類制定(1941年頃)しており、その中の1本がRX-1(UX-6501)です。RX-1は規格など情報がありませんが、唯一、電子管の歴史(図書館参照)にはRX-1の記述があります。それによれば「3極管を使ったLC発振器は起動時に約1時間じわじわと発振周波数が低下する。この低下をできるだけ小さくすることが海軍の要望であった。その原因は電極の熱膨張に基づく電極間静電容量の増加によるもので、3極管の構造と材料の面から対策を講じた真空管がRX-1である。すなわち、制御格子は2本のニッケル棒にモリブデンの細線を巻きつける従来の構造をやめ、金属板の格子を電子流の両側に配置するようにし、その材料に熱膨張係数の小さいインバーを使用した。陽極もインバーの板である。格子は陽極にかこまれず、直接大部分の熱を外部に放射することができる。RX-1を用いたLC発振器は従来の3極管を使用した発振器に比べて約1桁周波数の変動が小さくなった。」とあります。果たしてどの程度生産され、どの艦船に搭載されたのでしょうか?

サンプル この貴重なサンプルは2005年11月に篤志家の手により寄贈賜りました。
氏名公表は差し控えさせていただきますが、この場を借りて感謝申し上げます。

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