MC-656-A
2004.10.23

種類 電圧増幅用5極管
用途 搬送電話の中継用に開発された初期の5極真空管で後のCY501F(MC-656-B)の前身。

1930年代末,電話には従来3極管が使われてきたが,時は5極管時代,負帰還アンプの出現で5極管も低歪みが実現できることになり,いよいよ高ゲインの中継機が作れるようになった。そのため,専用の通信管を開発したのがCY, CZシリーズである。日本電気が1938-1939年頃開発した簡易増幅用5極管(2.5V, 1A)。一連の電圧増幅用5極管の1つ。ヒータ電流を3極管101-D系と同様に1Aに設定したUYベースの5極管で,構造はRCA系の古い4極管UY-24などと同じくシールド筒に囲まれて電極が内部にある。特性はRCA系の5極管UZ-57/6C6に似ている。しかし,ヒータが同じ規格なのにgm2倍ある。つまりゲインは大きいが,バイアスが浅いところで歪みはやや大きく,簡易増幅という名称があてはまる。後のNTTの名称制度でいうとCY-501Dというところなのだが,このような名前があったかどうか。

サンプル 左:NEC MC-656-A

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