LD-302/MT-2
2006.3.18
種類 定電圧放電管
用途 LD-302についてWeb「日本の古いラジオ」に記載がありますので引用します。
(改訂) 戦後日本のラジオ用ミニアチュア管
(5) Nippon Electric/日本電気NEC
通信御三家の日本電気は1948年にLD-302という独自の規格を持つ高周波増幅用の傍熱型ミニアチュア管を試作したが販売には至らず,実際に製造したのは米国互換管でした。
また、「日本のラジオ」管理者(AJR林氏)より下記のコメントもいただいています。
「6BA6/12BA6や6AU6族の構造と同じで,外部のシールド筒が無い状態なのではないかと思われます。
もちろん,g1-g2増幅率や他の性能が同じかどうかは分かりませんが。」

サンプル写真は同じタイミングで入手できたMT-2を並べています。
外観・作りともLD-302とMT-2は同じ作りに見えます。このMT-2にはNECT印字されていますが、NECのロゴ書体とは異なっています。LD-302はAJR林氏によれば、疑いなくNEC製とのことですので、MT-2のNECはホンモノであろうと推測されます。
サンプル 左左:LD-302
左中:MT-2 NEC
右中:LD-302(横側写真)
右右:MT-2(横側写真)

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