5642
2004.11.20

種類
メモ

5642は,Sylvania(?)1950年頃開発。初期の頃,小型真空管TVに利用されましたが,1960年代に入ると小型トランジスタTVに利用されるようになり,東芝や太陽電子アポロも作りました。

PhilipsEY51/6X21948年頃に開発しました。国内では松下がPhilipsと技術提携したこともあり1955年頃にはこれを輸入して小型TVに使用しましたが,やがて松下も1X2BDY87/1S2に置き換えミニアチュア管の時代となりました。ところが,1960年代になるとにわかにトランジスタTVが登場し,初めのうちは1X2Bなどを用いていたのですが,再び小型のサブミニアチュア管が注目されました。56421951-1954年頃に開発されたようで氏素性が明らかではないのですが,国内のマイナーな真空管製造会社太陽電子(アポロ)は,1958年頃にはTV高圧整流用に5642の,ガイガー計数・測定器用に1247の広告を載せており,その時代に製造していることが分かります。大メーカも東芝は1960年代初頭,NEC1963年頃には製造しています。TVの発達とともにやがて,その国内版としてフィラメント規格を替えた様々なバラエティが登場することになりました。1D-K25, K27, K29などです。またアポロは1960年代に5642Bという球を発表しています。1247程に小型化したもので,後の1D-K29とも良く似た外観です。

サンプル

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