29LE6 2004.11.20 |
種類 | |
メモ |
PL521/29KQ6(C)の後継管。この球は欧州名が見あたらず米国EIA名のみが知られています。EIAに誰がいつ登録したか不明ですが,1970年頃に米国で開発された球とすれば恐らくはPhilips系のAmperexと思われます。その仕様は米国のRCA最後のマニュアル(RC-30)やGEのEssential Characteristics(ETRM-15P)に簡単に紹介されていますが,この頃のRCAやGEは商社化しており,自社製品以外の球(輸入球も)マニュアルに載せていたので,本当の出所は分かりません。静特性はPL521/29KQ6と同じで,プレート最大損失Pbが17Wから20Wへ増加し,スクリーン損失がPsg6Wから5Wへ減少したので,プレート材料の改善がなされたものと思われます。この球は国内では松下が製造しました。
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サンプル |
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