19R-P11
2004.11.20

種類
メモ

搬送波電力増幅用5極管。ECL,NTT,NEC(日電)1952(試作)1955年。通信用管。

業務用第2号である。原型は12BY7Aあたり(6.3V0.6A)?。ECL-1070NTT通研の電話用搬送装置小型化のために計画された戦前のCZ管などST型通信管のミニュアチュア管化の実用化研究により誕生。この球は戦前に開発され現用のCZ-504D(UZ-42相当の通信管)の後継管として開発された。短距離搬送装置,多重マイクロ波通信回線端局装置,電力線搬送装置などに利用された。

(同時に)他に,CZ-501-D相当の電圧増幅用5極管19M-R9(ECL-1069),米民生管6CB6相当の通信用電圧増幅用5極管19M-R10(ECL-1135),米WE407A/2C51相当の電圧増幅用双3極管19R-LL1が同時に開発された。この新しいシリーズはヒータ電圧を戦後最も普及した6.3Vではなく19Vを採用している点が珍しい。19V採用の理由は多量に用いる通信管のヒータ用トランスの効率化にあると思われる。ちなみに,戦前の逓信省の依頼でNEC1939年頃に開発したCZシリーズの主な電話用業務管にはヒータ電流が1Aに統一され,ヒータ電圧は3.5V(CZ-501D,502D)5V(CZ-503D,504D)が使われていた。それより後の1940年頃に開発された同軸ケーブル用5極管CZ-511CZ-514はヒータ電圧が後に標準となる6.3Vを採用し,ヒータ電流を0.6A0.7Aと違えていた。

(その後)通信御三家(NEC,TEN,日立)が製造。

業務用第2号である。原型は12BY7Aあたり(6.3V0.6A)?。ECL-1070NTT通研の電話用搬送装置小型化のために計画された戦前のCZ管などST型通信管のミニュアチュア管化の実用化研究により誕生。この球は戦前に開発され現用のCZ-504D(UZ-42相当の通信管)の後継管として開発された。短距離搬送装置,多重マイクロ波通信回線端局装置,電力線搬送装置などに利用された。

(同時に)他に,CZ-501-D相当の電圧増幅用5極管19M-R9(ECL-1069),米民生管6CB6相当の通信用電圧増幅用5極管19M-R10(ECL-1135),米WE407A/2C51相当の電圧増幅用双3極管19R-LL1が同時に開発された。この新しいシリーズはヒータ電圧を戦後最も普及した6.3Vではなく19Vを採用している点が珍しい。19V採用の理由は多量に用いる通信管のヒータ用トランスの効率化にあると思われる。ちなみに,戦前の逓信省の依頼でNEC1939年頃に開発したCZシリーズの主な電話用業務管にはヒータ電流が1Aに統一され,ヒータ電圧は3.5V(CZ-501D,502D)5V(CZ-503D,504D)が使われていた。それより後の1940年頃に開発された同軸ケーブル用5極管CZ-511CZ-514はヒータ電圧が後に標準となる6.3Vを採用し,ヒータ電流を0.6A0.7Aと違えていた。

(その後)通信御三家(NEC,TEN,日立)が製造。

サンプル

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