12AT7(ECC81)
2004.11.20

種類
メモ

12AT7/ECC81は,1947年頃米国(GE?)で開発された高周波増幅用中増幅率双3極管で,欧州ではPhilips1951年頃ECC81として製造した。我がWeb-pageにおいても,TVチューナーのカスコード高周波増幅管として,また周波数変換管として,紹介しているが,欧州Philips1951年頃のマニュアルに記載されているように,FMチューナーのGGアンプと自励コンバータという使い方もあり,欧州では初期の頃,そのように使われたらしい。しかし,欧州ではやがてgmが大きくユニット間遮蔽の付いたECC85/6AQ8を開発しバトンタッチした。

12AT71947年頃に米国で開発された高周波増幅とコンバータ用の双3極管です。Ken-Rad(Product of GE company)19484月の広告に12AT7の姿が初めて登場。12AT7/ECC81の詳細はコンバータ管に述べるとして,ここでは600mAトランスレス対応の6AT7について書きましょう。米国ではこの球は1954年頃に登場したと見られ,国内では東芝が1955年頃国産化しました。東芝のマニュアルでは6AT7の用途を12AT7と同じくFMならびにTV用放送のグリッド接地アンプならびにコンバータ用と説明していますが,600mAシリーズといえばTV専用管だったと思われます。しかし,TVセットでこの球を使用したという話はついぞ聞いたことがありませんでした

サンプル

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